NURO光は関東限定だったのですが、2018年1月より、関西(大阪、京都、兵庫、滋賀、奈良)でも利用ができるようになりました。

このページでは、関西エリアでのNURO光の評判と、最もシェアが高いeo光と料金や速度など4つの基準で比較しています。eo光の情報は大阪在住でeo光利用中の方から寄稿してもらっています。

また、口コミ評判は実際に、関西でNURO光を利用中の方からクラウドソーシングを利用して集めた口コミを掲載していますので、これからNURO光の導入を考えている方の参考になるかと思います。

<目次>

1、ネットの速度

1-1 速度を比べる際の前提 カタログの最大速度を鵜呑みにしない

NURO光は「回線最大2Gbps」が売り。対してeo光は最大1Gbps。最大値ではNURO光が倍ですが、NURO光も実際に利用した際は建物の作りや地域、環境などあらゆる要因が絡むため2Gbpsほどの速度がでることはありません。

2Gbpsはいわゆるベストエフォート値で、最高の設備や環境を利用したときにでる理論上の最大速度ですので、実際には利用環境の影響を受け速度が落ちてしまいます。

しかし、これはeo光を含めどの光回線サービスにもいえることです。多くの光回線サービスが速度表記を最大値で公表していますが、利用環境や地域などで速度の減耗は必ず発生します。

1-2 NURO光とeo光の実際の速度

では、実際にNURO光はどのくらいの速度がでるのか調べてみました。NUROの公式サイトには、NURO光の実質速度が発表されています。地域差はありますが下り900Mbpsを記録している方もいて優秀です。

eo光の公式サイトも調べてみたのですが、実際の速度の計測値などは掲載されていませんでした。

RBB SPEED AWARDの測定結果

そこで参考にしたのが「RBB SPEED AWARD」

RBBで実際にスピードテスト(速度測定サイト)を使ったひとの実際の測定結果を集計し、平均速度が高い回線を地域別に発表しています。測定結果は2万件近くあるため、十分参考になるデータです。最新の2018年発表の「RBB SPEED AWARD 固定回線の部 有線接続」では、下記のような結果がでていました。

※NURO光(関東):下り平均 451.59Mbps 上り平均:362.63Mbps
※eo光(近畿) :下り平均 267.50Mbps 上り平均:291.14Mbps
※下りはダウンロード、上りはアップロードする時のスピードです。動画の再生やサイト閲覧の時は下りの速度、インスタグラムやLineの送信は上りの速度です。

回線速度には地域差や利用環境なども影響するため一概にはいえませんが、この数値だけみるとNURO光に軍配があがっています。この数値はNURO光の関東での速度ですが、関西エリアは関東より契約者数が少ないため速度は上がる可能性が高いです。

2、2年間利用時のトータル料金

NURO光は、3階以上7階建て以下のアパートやマンションでも戸建てと同じプランを契約できるため、該当するアパートやマンションに住んでいる場合、NURO光もしくはNURO光forマンションのどちらかを選択できるという前提を覚えておいてください。

2-1 戸建て&7階まで集合住宅の料金

NURO光とeo光の実際の支払金額を表にして比較したものが下記です。NURO光は「キャッシュバックキャンペーン」、eo光は「eo暮らしスタート割り」を適用しています。
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eo光は利用1年目にぐっと安くなりますが、2年目からはNURO光よりも高くなります。また、キャッシュバックはNURO光が35,000円なのに対し、eo光は10,000円です。

2年間利用した金額を合計するとNURO光の方が6,000円程安いという結果に。ネットの料金面ではNURO光の勝ちです。ただし注意したいのがeo光の強みはネットだけでなく、テレビ(地デジ、BS、CS)・電話・ネットの3サービスに加入した時のセット割で威力を発揮する事です。

対して、NURO光は関西エリアではテレビサービスがないため、地デジ対策を自分で行う必要がありますし、BSやCSが見たい場合も別サービスとの契約が必要となり手間です。

2-2 マンションの料金

NURO光とeo光の工事費用の詳細

2-2-1 NURO光のマンション料金詳細

NURO光の月額料金は1,900円ですが、同じマンション内にNURO光forマンションのユーザーが4人以上いないと使えません。利用者のことをHands-up会員といい、会員数に応じて利用料金が変わる仕組みが採用されています。

  • 4人~6人:2,500円
  • 7人:2,400円
  • 8人:2,300円
  • 9人:2,200円
  • 10人以上:1,900円

このように、利用者が多ければ多いほど安くなります。Hands-up会員費はマンションでNURO光を利用するためには専用の設備が必要なため、その導入資金や維持管理費に充てられます。

2-2-2 eo光のマンション料金詳細

eo光の場合、配線方式によって月額料金が変わる仕組みが採られています。配線方式は、住んでいるマンションへ導入してある方式しか選べないため、自身で安い提供方式を選ぶことはできません。

月額料金は3,124円~3,524円(VDSL/VDSL-S方式)となっており、イーサーネット方式と光配線方式はマンションの規模などによって値段が異なります。なお、新規でeo光を契約した場合、最大12カ月間はキャンペーンとして1,000円が月額料金から割り引かれます。

3、関西圏でのキャンペーンを比較

3-1 NURO光のキャンペーン

NURO光は4つのキャンペーンを行っており、その中からひとつを選ぶことができます。関東と関西でキャンペーンの差はありません。

  • キャッシュバックキャンペーン(35,000円のキャッシュバック)
  • 月額割引キャンペーン(1年間、月額基本料が割引になる)
  • ワンコインキャンペーン(3か月間500円で体験できる)
  • PS4プレゼントキャンペーン

上記4つのどのキャンペーンを選んでも下記の特典は共通です。

  • 導入工事費が実質無料(費用相当分が割引になる)
  • セキュリティソフト(カスペルスキー)10台まで無料
  • 設定サポート無料

3-2 eo光のキャンペーン

eo光は、新規契約で1年目の月額料金が2,953円になる「eo暮らしスタート割」キャンペーンを実地中です。さらに、eo光電話と光テレビをセットにした4,978円のキャンペーンもあり、まとめて利用したい方に便利です。

その他にも下記のような特典がついてきます。

  • 導入工事費が実質無料
  • 他社から乗り換えた場合、30,000円換金
  • セキュリティソフト1年間無料(マカフィー)

キャンペーンのパンチで言えばNURO光の35,000円キャッシュバックの方が強力です。オプション契約等の条件なしのキャッシュバック純額で見るとeo光だけでなく、他の光回線と比べてもトップレベルの金額です。

また、キャッシュバックの受取方法はNURO光が口座に現金が振り込まれるのに対し、eo光は商品券の発送となります。商品券ではなく現金として手元に欲しいという方はNURO光を選んだほうがいいかもしれません。

3-3 NURO光 eo光共にスマホ割がある

NURO光はひかり電話を契約した場合、ソフトバンクのスマホの月額料金・通話料が割引に。対するeo光はauスマートバリューに加入できるため、au系列の電話料金が割引になります。

ソフトバンクユーザーはNURO光を、auユーザーはeo光を選ぶと月々のスマホ代を節約できるのでメリットがあります。

  • 関西圏でNURO光とソフトバンクのスマホ割を使った場合に落とせる月額を試算
  • 逆にauユーザーはeo光にする方が料金的なメリットが出ます。

    4、料金&サポートなど総合力に関する評判

    今回はより平等にするため、民間の調査機関の「顧客満足度」をみて比較しました。

    (株)J.D. パワーが2017年に行った地域別の顧客満足度調査によると、関東エリアではNURO光が607ポイントで1位。関西エリアではeo光が595ポイントで1位です。

    オリコン(株)が行っているプロバイダ満足度調査でも、関東エリアはSo-net(NURO光のプロバイダ)が1位、関西エリアではeo光が1位という結果でした。

    どちらもかなり顧客満足度が高く、評判がいいということがわかります。しかし、地域差があり比較するのは難しいためここは“互角”と判断することに。

    5、関西でのNURO光の評判 口コミ

    良い口コミ、中立、悪い口コミと3つに分けて掲載しています。口コミの傾向としては、速度と料金(キャンペーン)は満足、工事で時間がかかったと言う方が多いです。

    Twitterより引用

    2Gbps契約で900Mbpsを超える速度。大満足。
    画像・口コミはTwitterより引用

    5-3 関西でのNURO光の口コミのまとめ

    関西、東海エリアでは2017年11月20日に申し込み開始、2018年1月から順次工事開始の流れでしたが、関西エリアで申し込みが殺到した関係で工事の予約が取れなかったり後ろにずれこんだりするケースがあるようです。NURO光に限らずどの回線も工事を外部委託しているケースが多く、工事班をフル稼働しても追いつかなかったのだと思います。

    対して、速度に関しては以前より速くなった等のポジティブな口コミが多いです。これは関東も同じです。特にマンションは申し込みから開通までに2ヶ月以上かかるケースを聞きます。

    現在、NURO光利用者から口コミアンケートを取り続けています。関西エリアは始まって間もない事もあり、回答のほとんどが関東エリアですが、関西エリアも関東エリアも、速度やキャンペーンに差はないため参考になると思います。現在30件近く集まっています。

    NURO光とeo光 私ならどちらを選ぶか

    速度や単純に月額料金だけでみるとNURO光の勝利。私はコスパ重視なので個人的にはNURO光を選びます。

    しかし、光回線の利用目的は「コスパ重視」や「テレビや電話サービスをまとめてお得に利用したい」など……個人差があります。どちらが優れているかを決めるのはやはり難しいところです。

    個人的なおすすめポイントをあげたので、ぜひ参考にしてみてください。

    こんなひとはNURO光がおすすめ

    ・ネットのみorネット+固定電話だけの契約でいい方
    ・一人暮らしの方
    ・速度重視の方
    ・既に自宅やマンションに地デジ設備がある方
    ・ソフトバンクのスマホユーザー

    こんなひとはeo光がおすすめ

    ・ネットやテレビ・光電話などをセットでまとめて利用したい方
    ・既に地デジ(テレビサービス)をeo光でしている人
    ・auのスマホユーザー

    関西圏でのソフトバンクスマホ割で実際に落とせる金額

    NURO光を契約している場合、割引は「永年」続きます。また1台あたりにつき最大1,000円まで割引されるので、家族4人で利用している場合、1,000円×4人×24ヶ月=96,000円。約10万円近くお得になる計算です。

    しかし、NURO光でんわを契約する必要があるので実質、(1,000円-302円)×24ヶ月+1,000円×3人×24ヶ月=88,752円。つまりNURO光を契約すれば、ソフトバンクの携帯電話料金が2年間で約9万円の割引になります。

    また、NURO光の月額から割引ではなく、ソフトバンクのスマホ料金から割り引かれます。さらに詳しくソフトバンクの割引対象となるプランを見ていくと以下の通りです。

    毎月1,000円の割引が適用されるプラン

       

    • データ定額50GB
    • データ定額20GB
    • データ定額5GB
    • パケットし放題フラット for 4G LTE
    • パケットし放題フラット for 4G
    • パケットし放題フラット for スマートフォン
    • パケットし放題MAX for スマートフォン
    • /LTEデータし放題フラット※7
    • 4Gデータし放題フラット+※7

    毎月500円の割引が適用されるプラン

    • データ定額(3Gケータイ)
    • データ定額ミニ2GB/1GB
    • データ定額(おてがるプラン専用)
    • パケットし放題フラット for シンプルスマホ
    • (iPad 専用)ベーシックデータ定額プラン for 4G LTE
    • (タブレット専用)ベーシックデータ定額プラン for 4G

    おうち割 光セットを受ける条件

    • NURO光でんわを契約していること
    • ソフトバンクのスマートフォン・3Gケータイ・iPadを利用していること
    • NURO光の契約者名が個人名義

    主な条件はこの3つです。ソフトバンクのスマートフォンセット割を適用するにはNURO光の契約だけでは不十分で、NURO光でんわとホワイトコール24も契約する必要があります。

    NURO光でんわはIP電話と呼ばれる固定電話回線で、関西エリアであれば月々302円で利用できるオプションサービスです。NURO光の月額料金4,743円に光でんわの月額料金302円が上乗せされるため、月々5,045円でインターネットと固定電話を設置できます。なお、初回のみ3,000円の工事費が発生しますので注意が必要です。

    また、ホワイトコール24はソフトバンクが提供するサービスで、定額料は0円です。契約が必要なだけですので、必ず申し込みを行ってください。

    2つ目の条件は、ソフトバンクの回線を利用していることです。ソフトバンクの割引を受けるにあたって、auやdocomo、格安スマートフォンの回線では割引を受けることはできません。3つ目の条件は名義です。NURO光の契約名義を法人名義にしていると、ソフトバンクの割引を受けられません。

    マンションでのNURO光とeo光の工事費用の詳細

    NURO光

    通常、NURO光を導入するためには2回(宅内工事と宅外工事)が必要なのですが、NURO光forマンションの場合、設備を導入することで宅外工事は終わっていますので、宅内工事の1回のみとなります。続いて工事費用を見ていきましょう。

    次にNURO光forマンションですが、こちら工事回数は「1回」(宅内工事)のみです。費用は40,000円とNURO光と変わりません。36ヶ月の分割払いで請求されるので、月々約1,200円上乗せされると考えておくと良いでしょう。

    eo光

    eo光(マンションタイプ)の場合、工事回数は1回です。通常ですと、宅外工事と宅内工事に分かれているのですが、すでに設備がマンション内に導入されていますので、宅内工事のみとなります。宅内工事では、光回線の導入や設定などを行う予定で、1時間ほどで終了します。この時、立ち合いが必要なのでスケジュール調整しておきましょう。

    eo光の工事費用は無料です。しかし、導入予定の部屋の状況によっては、別途追加工事費が発生する恐れも。追加工事費が発生する場合は、自身で負担しなければいけないので、事前にeo光に対して相談しておくと良いでしょう。